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特定社会保険労務士ブログ

電通、残業代24億円支給へ

朝日新聞からです。
 
違法残業事件で有罪判決が確定した広告大手、電通は12月中に、過去2年分の未払い残業代約24億円を社員に支払うことを明らかにした。これまで「自己研鑽」などとしてきた時間を労働時間と認め、2017年1~9月期決算に「勤務時間に関する一時金」として23億6700万円を計上した。対象の従業員数や1人当たりの平均支払額などは明らかにしていない。
電通は、社員が会社に残って過去のCM映像や担当企業の資料を見たり、語学の勉強をしたりした時間を自己研鑽とみなし、労働時間と認めてこなかった。だが、昨秋の厚生労働省の立ち入り調査などで、こうした時間も「業務との関連性が強い」と指摘された。
山本敏博社長は7月の記者会見で、未払い残業代の社内調査をする方針を表明。15年4月から今年3月までの自己研鑽の時間を自己申告するよう社員らに呼びかけていた。自己申告に基づいて、電子メールや手帳、インターネットの閲覧履歴なども確認し、労働時間と認めた分の残業代を払うことにした。自己申告をしなかった社員の調査をしたかどうかは明らかにしていない。
電通では、労働時間を社員に過少申告させ、長時間労働を隠蔽する行為が横行していた可能性が高いが、電通広報部は、過少申告として労働時間と認めたケースがあったかどうかは「分からない」としている。

DODA転職理由ランキング

パーソルキャリア(株)が運営する転職サービス「DODA(デューダ)」は、同サービスに登録した転職希望者約4万人を対象に行った転職理由についての調査の結果を発表しました。
「転職理由ランキング」の1位は、2012年上半期(2012年4~9月)から10回連続で「ほかにやりたい仕事がある」(13.1%)。2位は「会社の将来性が不安」9.8%、3位は「給与に不満がある」8.8%となっています。
 

学生の就職活動についての調査

朝日新聞によると、来春卒業する大学生の就職活動で、約6割の企業が6月の解禁前に採用選考活動を始めていたことが、大学の団体でつくる就職問題懇談会の調査ででわかったそうです。「売り手市場」が続くなか、少しでも早く優秀な人材を確保しようと、特に中小企業で「解禁破り」が増えているようです。
また、同じ調査で、約4割の大学が、学生から「ハラスメント」の相談があったと回答しています。「内々定を出す代わりに他社への就職活動をやめるように強要された」が65.1%と10.5ポイント減るなど、すべての項目で昨年よりも減ったが、今回初めて尋ねた「内々定の段階で内定承諾書の提出を求められた」については81.0%に達し、「内定辞退を申し出たら、引きとめるために何度も説明を受けたり、拘束を受けたりした」も17.6%あったとのこと。
懇談会の事務局を務める文部科学省の担当者は「今はSNSですぐに情報が広まるので、企業も露骨な対応は取りづらい。それでもハラスメント的な行為はなくならず、見えにくい形で続いているようだ」と話しています。

過重労働解消相談ダイヤル

厚生労働省は、11月の「過重労働解消キャンペーン」の一環として先月28日(土)に実施した「過重労働解消相談ダイヤル」の相談結果を公表しています。
相談件数は合計367件。主な相談内容は、「長時間労働・過重労働」が136件(37.0)一番多く、次いで「賃金不払残業」が110件(29.9%)、「パワハラ」が28件(7.6%)となりました。

50周年ロゴデザイン

決定したようです。
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人手不足に対する企業の動向調査

帝国データバンクは人手不足に対する企業の見解について調査を実施し、その結果を発表しています。
それによると、正社員が不足している企業は49.1%で、1年前から7.3ポイント増加。正社員の人手不足は、2006年5月の調査開始以降で過去最高を更新しました。
業種別では「情報サービス」が70.9%でトップ。さらに、「メンテナンス・警備・検査」「運輸・倉庫」「建設」など6業種が6割台となっています。
また、非正社員が不足している企業は31.9%で1年前比4.7ポイント増加となっています。

着ぐるみ女性、労災認定

朝日新聞からです。
 
東京ディズニーランド(TDL、千葉県浦安市)でキャラクターの着ぐるみを着てショーやパレードに出演していた契約社員の女性(28)が、腕に激痛が走るなどの疾患を発症したのは過重労働が原因だったとして、船橋労働基準監督署(同船橋市)が労災を認定していたことが分かった。
認定は8月10日付。遊園地のショーなどの出演者が出演中の転倒などによる負傷で労災認定されるケースは少なくないが、事故によるけがでない疾患は過重業務との医学的な因果関係の判断が難しく、労災が認められる例は珍しいという。
女性は2015年2月から、様々なディズニーキャラクターに扮してショーやパレードに出演していた。
女性によると、16年11月ごろから左腕が重く感じ、手の震えが止まらなくなったが、休みを取りにくく出演を続けたという。17年1月に入って症状は悪化。左腕をあげると激痛が走り、左手を握っても感覚がなくなったという。病院で診察を受け、神経や血流の障害で痛みが出る「胸郭出口症候群」と診断された。治療のため休職し、しばらくは自由に腕を動かせなかったという。
雇用契約は1年ごとの更新で、16年11~12月のパレードの出演回数は計50回にのぼった。16年末に出演したクリスマスパレードの衣装は首の動きが制限され、重さが10キロ近くあった。この衣装を着て、1回45分のパレードの間、両手を顔より上にあげているよう指示されていたという。
2年弱の出演期間中に20~30キロの衣装を着ることもあったといい、首から肩、腕にかけて負荷がかかる業務に継続的に従事したことが発症の原因と認められた。症状は改善しつつあるが、完治はしていない。女性は業務量を減らしての復職を求めている。
TDLを運営するオリエンタルランドの広報部は取材に対し、「あってはならない残念なことで、真摯に受け止めている。これまでの対策に万全を期していく」としている。
 

介護事業で「時間制正社員」導入 業界

時事通信からです。
 
パナソニックの全額出資子会社で介護事業を展開する「パナソニックエイジフリー」(大阪府門真市)は22日、1年以上勤務したパートタイマーの介護職員を対象に「時間制正社員制度」を導入すると発表した。勤務時間を選択できる働き方は変えず、通常の正社員と時間当たりの賃金を同水準にする仕組み。人手不足が深刻化する中、優秀な人材を確保するのが狙い。こうした試みは業界初という。
2018年4月に導入する。時間制正社員を選択すると無期雇用となり、大半は現状より時給が上昇する見通し。能力や経験、勤務時間に応じた昇給があるほか、正社員と同じ福利厚生制度を利用でき、退職金も支払われる。正社員が時間制正社員を選択することもできる。
同社の介護職員は約3,000人。パートタイマーは約1,500人で、このうちの半数程度が新制度を選択するとみている。