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教諭の3人に1人が過労死ライン超

朝日新聞地域面(千葉)からです。
 
千葉県教育委員会は、今年6月に実施した県内公立学校の教諭らの勤務実態調査の結果(速報値)を発表した。中学や高校ではおおむね3人に1人が1ヵ月あたりの残業時間が「過労死ライン」とされる80時間を超えており、学校現場の「多忙化」が改めて浮き彫りになった。
学校現場の業務改善の基礎的データを得るために、県教委が昨年度から始めた。今年度は6、11月の2回、各1ヵ月間について、千葉市立を除く県内の全ての公立の小中高校、義務教育学校、特別支援学校の常勤の校長や副校長、教頭、教諭らを対象に調査。昨年度は学校を抽出し、期間も11月の2週間だった。
6月に調査した校長や教諭らの人数は、小学校1万3662人▽中学校7919人▽義務教育学校65人▽高校6290人▽特別支援学校3066人の計3万1002人。
県立学校は1人に1台ずつ配備したパソコンで把握した出退勤時刻の記録を使い、管理職が1ヵ月分の出退勤時刻と残業時間が80時間を超えた人数を県教委に報告。市町村教委からは、平日と土日の出退勤時刻の平均、残業時間が80時間を超えた人数を各教育事務所を通して県教委に報告してもらった。
その結果、6月の残業時間が過労死ラインを超えた人の割合と人数(カッコ内)は、小学校が13.2%(1800人)▽中学校36.4%(2881人)▽義務教育学校35.4%(23人)▽高校30.2%(1898人)▽特別支援学校1.4%(43人)で、中学校が最も多く、全体では21.4%(計6645人)だった。
市町村立の小中学校と義務教育学校で過労死ラインを超えた人の割合を役職別にみると、小学校は校長4.2%▽副校長・教頭44.4%▽教諭ら13.2%。中学校は校長5.9%▽副校長・教頭58.7%▽教諭ら36.4%。義務教育学校は校長0%▽副校長・教頭83.3%▽教諭ら35.4%。昨年の抽出調査と同じく、特に副校長・教頭で割合が高かった。
県教委は、在校時間が週60時間を超えると、過労死ラインとされる月80時間の残業時間に相当するとしている。今年度に策定した「働き方改革推進プラン」では、在校時間が週60時間を超える教職員をなくすことなどを掲げた。
教職員課は今回の調査結果に「まだまだ深刻な状況だ」との認識を示した上で、11月の勤務実態調査と、7月と12月の意識調査も踏まえて推進プランの進み具合を把握し「来年度に向けて必要な対策を講じたい」としている。
 

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