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建設石綿訴訟、二審も国に賠償命令

時事通信からです。
 
建設現場で建材に含まれるアスベスト(石綿)を吸い込み、肺がんなどを発症したとして、京都府の元建設労働者や遺族計27人が国と建材メーカー14社に総額約9億6000万円の損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決が31日、大阪高裁であった。裁判長は国とメーカーに総額約2億1600万円の賠償を命じた一審京都地裁判決を変更し、国とニチアス(東京)など10社に計約3億200万円の支払いを命じた。
厚生労働省によると、同様の訴訟は全国の地・高裁と最高裁で計15件が係争中で、高裁判決は3件目。二審でメーカーの責任を認めたのは昨年10月の東京高裁判決に続き2例目。
裁判長は、国の責任に関して争点となった「一人親方」について、「国の石綿対策の規制が著しく合理性を欠く場合は違法との評価を免れない」と指摘。一審より多い全員の救済を認め、賠償を増額した。
また、一審と同じく石綿の吹き付け作業は1972年、屋内作業は74年、屋外は02年以降、それぞれ防じんマスク着用などの義務付けを国が怠ったと認定した。
一方、一審がおおむね10%以上のシェアを持つメーカーの建材について疾病との因果関係を認めたのに対し、高裁は20~25%以上と判断した。
厚生労働省石綿対策室の話 主張が一部認められなかった。判決内容を精査して関係省庁と協議し対応を検討したい。
ニチアス広報課の話 主張が一部認められなかったことは遺憾。

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