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特定社労士奮戦中

若者と労働

濱口桂一郎さんの「若者と労働 『入社』の仕組みから解きほぐす」を読了しました。
今回は、「ジョブ型」と「メンバーシップ型」という対比の元となった田中博英氏の著作を紹介することからスタート。いきなり元ネタを披露しちゃって大丈夫なのかしらんと心配になりましたが、まだまだアイディアは豊富にあるぞという著者の自信の表れなのでしょう。
そして、日本型雇用システムが変容していく1990年代以降の記述の部分は、自分も当事者として生きてきた時代なので、冷静に読むのは難しかった。「夢見るフリーター」という言葉は、自分にとっても思い当たる部分があるので、耳の痛いものでした(…で、今はこうして資格で生き延びているわけです)。
「処方箋」としてのジョブ型正社員については、消去法で考えるとそれしかないのかなという気がします。
最後にあとがき(?)で、職業人を育成するために不可欠な要素として、「適応」とともに「抵抗」が挙げられていたのは、ホッとしました。「夢見るフリーター」は「抵抗」の姿勢でもあったのだ、と一言弁解しておきます。
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