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2014年10月

過重労働解消キャンペーン

以前にもお伝えしましたが、厚生労働省は「過重労働解消キャンペーン」を実施し、長時間労働の抑制等の過重労働解消に向けた取組として、使用者団体・労働組合への協力要請、リーフレットの配布などによる周知・啓発等の取組を集中的に実施します。
イベントとしては、明日11月1日(9:00~17:00)にフリーダイヤル(0120-794-713)による全国一斉の「過重労働解消相談ダイヤル」を実施。
また、企業の労務担当責任者などを対象に、全国8か所(北海道、宮城、東京、愛知、大阪、広島、香川、福岡)で計10回、「過重労働解消のためのセミナー」を実施します。
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/roudoukijun/campaign.html
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妊娠降格違法判決

広島市の病院に勤務していた理学療法士の女性が、妊娠を理由に降格されたのは男女雇用機会均等法に反するとして、慰謝料などを求めた訴訟の上告審判決が23日、最高裁第一小法廷でありました。
判決内容は、以下の通りです。
・妊娠や出産を理由に女性労働者を降格させることは、男女雇用機会均等法違反で無効
・例外として認められるのは、(1)女性労働者が自由な意思に基づいて降格に同意した場合、(2)円滑な業務運営や人員の適正配置に支障が出るなど特段の事情が存在する場合
・今回の事案では、(1)について「女性の同意はなかった」、(2)については「審理が尽くされていない」と判断し、高裁に差し戻す

裁判長は、定額残業代のテックジャパン事件で有名な補足意見を述べた櫻井龍子さんです。

学生のための労働条件セミナー2014

厚生労働省は、若者の「使い捨て」が疑われる企業等への取り組み強化の一環で、「学生のための労働条件セミナー2014」を10月から来年2月にかけて開催するそうです。
働く際に知っておきたい労働基準関係諸法令に関する基本的な知識をわかりやすく解説します。

過労死等防止対策推進法施行

過労死等防止対策推進法の関係政令が閣議決定され、施行期日は(予想通り)11月1日と決定したそうです。http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000060810.html

労働者派遣法再改正の動きと人材サービスの今後を考える

NPO法人人材派遣・請負会社のためのサポートセンター主催の2014年第4回勉強会に参加しました。
講演1「労働法制の改正最新動向と企業実務への影響」石嵜信憲弁護士
講演2「ダイバーシティマネジメントとWLB支援・女性活用支援:働き方改革の鍵」佐藤博樹教授
佐藤教授(いつの間にか中央大学大学院戦略経営研究科に異動されていました)は、日本のホワイトカラーの生産性の低さに触れて、それは時間に制約のない働き方のためで、制約がある働き方のほうがより効率的、イノベーションを生む契機ともなるとおっしゃっていました。
確かに、その通りだと思います。

スウェーデンケア

FPの方で「スウェーデンから学ぶ日本の介護」というテーマの勉強会に参加しました。
高福祉高負担でも合理的で維持可能な透明性のあるシステムを築けば競争力は失われない(その証拠に北欧諸国は国際競争力ランキングの上位を占めている)というグスタフ社長のお話は、私の先入観を覆すものでとても参考になりました。
ちなみに「維持可能な」とは単年度で赤字を出さないことだそうで、まあ単純な話なのですが、中途半端な福祉しか提供していないのに赤字続きで子孫に借金返済を押し付けているどこかの国にとっては耳の痛い話かもしれません。

過重労働解消キャンペーン

厚生労働省は、9月30日に設置した「長時間労働削減推進本部」の決定を踏まえ、「過重労働解消キャンペーン」を11月に実施するそうです。
キャンペーンでは、著しい過重労働や悪質な賃金不払残業などの撲滅に向けた監督指導などの取り組みを予定。
また、11月1日には、「過重労働解消相談ダイヤル」(無料)を全国一斉に実施します。

過労死等防止対策推進シンポジウム

厚生労働省は、11月14日(金)に「過労死等防止対策推進シンポジウム」を開催するそうです。http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000059869.html
このシンポジウムは、本年6月に制定された「過労死等防止対策推進法」について広く国民に周知を図るもので、この法律により毎年11月は「過労死等防止啓発月間」と定められたそうです。

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