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特定社会保険労務士ブログ

「パワハラ自殺」訴訟

12日付朝日新聞からです。
 
ゲーム業界の求人広告会社などと業務委託契約を結んで働いていた女性(当時30)が昨年2月に自殺したのは、社長のパワーハラスメント(パワハラ)が原因だったなどとして、女性の遺族や元同僚の男性2人が同社と社長に損害賠償などを求めた訴訟の第1回口頭弁論が11日、東京地裁であった。会社側は請求の棄却を求めた。
会社はビ・ハイア(東京都)。原告側は訴状で、女性と元同僚の計3人は同社と業務委託契約を結んでいたが、社長の指揮命令下で実質的には雇用関係にあったと主張。社長が、女性らにかばんなどを買い与えた費用の返済を求め、債務を負わせた行為はパワハラだったとしている。深夜の労働を確認するためにLINEで数分ごとの報告を強いたこともあったという。
一方、会社側は答弁書で、3人は業務委託契約であり、社長から指示があったとする主張を否認。かばんなどの購入は社長が立て替えたものであり、債務の返済も「女性らが社長に申し入れた」と説明。原告側が主張する女性の自殺との因果関係や、LINEの報告を強制したとする内容を否認し、争う姿勢を示した。
社長はこの日、記者会見し、原告側の主張について「事実無根で、虚偽に満ちた作り話だ」と語った。名誉が毀損されたとして反訴したことも明らかにした。
 

女性登用計画の義務化 101人以上

12日付朝日新聞からです。
 
政府は11日、女性登用の推進に向けた行動計画の策定を義務づける対象を、現在の従業員301人以上の企業から、101人以上の企業に拡大する方針を決めた。この日開かれた男女共同参画会議で報告した。今月下旬に召集される通常国会への女性活躍推進法改正案の提出を目指す。
同法は従業員301人以上の企業を対象に、女性の採用比率や管理職比率などの数値目標と、達成に向けてた行動計画の策定・公表を義務付けている。達成できない場合でも罰則はない。
この日の会議で、女性の採用比率や月の残業時間など現状に関する公表項目を一つ以上から二つ以上に増やすことも報告。この公表義務に違反し、勧告にも従わない企業名は公表する。国と地方自治体についても公表項目をを一つ以上から二つ以上に増やすとした。

医師残業、年2000時間も

11日付時事通信からです。
 
2024年度から医師に適用する残業時間の規制に関し、厚生労働省は11日、医師不足の地域などで勤務する医師の上限を、休日労働を含み年1900~2000時間程度で検討する方針案を明らかにした。
同日開いた医師の働き方改革を議論する有識者検討会に示した。検討会は年度内に方向性をまとめ、同省が制度化する。
厚労省案では、一般の勤務医の上限は一般労働者と同水準の年960時間とした。脳・心臓疾患の労災認定基準で複数月平均80時間超とされていることを考慮した。
一方、地域の医療提供体制確保の必要性からこれを超えてしまう医療機関については、35年度末までの特例措置として緩和した上限を設ける。月平均では、「過労死ライン」の2倍に当たる約160時間となる。
ただこの場合は、勤務後から次の勤務まで休息を9時間、当直明けは18時間確保する「勤務間インターバル」の導入や、医師が行っている業務の一部を看護師などの他職種に移管する「タスク・シフティング」などを義務付ける。
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勤労統計の誤りで予算案修正へ

10日付時事通信からです。
 
厚生労働省の毎月勤労統計調査が一部誤った手法で行われていた問題を受け、政府が2019年度当初予算案を修正する方向で調整していることが10日、分かった。不適切な調査の影響で、雇用保険による失業時などの給付額が本来より少なくなっており、不足分を対象者に支払う必要がある。不足分は総額で数百億円に上るとみられ、一般会計や特別会計の積み増しで対処する方針だ。
根本匠厚労相が11日の閣議後記者会見で詳しい経緯や影響について説明する予定。19年度一般会計予算案には現在、失業給付などに充てる費用として約250億円が計上されている。

遠隔ICU診療、医師の労働時間改善

7日付朝日新聞からです。
 
厚労省の2017年の調査によると、国内のICUは712施設に計6298床。このほか、心不全や脳卒中に特化した集中治療室もある。大手術を受けた後に入る例が多く、状態が悪くなりやすい高齢患者の増加で需要はさらに高まりそうだ。
一方、日本集中治療医学会の専門医は約1600人。ICUに専従する専門医は一部で、夜間休日を中心に専門外の医師がカバーする施設は少なくない。手術した患者を外科医が引き続きICUで診ることも多く、長時間労働の原因にもなっている。
遠隔ICUは、専門医や外科医の労働時間を減らせるとの期待がある。センターで多くの患者の状態をチェックし診療の質を担保できれば、専門外や経験の浅い医師にも現場を任せやすくなるためという。
同学会は遠隔ICUの委員会をつくり、患者情報の取り扱いやシステムの基準などを定める指針を今年度内にもまとめる予定だ。
委員長を務める横浜市立大学付属病院集中治療部の高木俊介部長は「パイロットを支える管制塔のような役割として普及する可能性がある」と指摘する。
一方、課題として「センターと現場の医師らの責任分担や人間関係、院外に個人情報を出す点」を挙げる。高木さんのグループも新年度の導入に向けて横浜市と準備を進める。院内にセンターを設け、市内3病院とつなぐ計画という。
遠隔ICUは米国で先行する。最大手のフィリップス社のシステムは、15年時点で米国のICUの成人病床の12%をカバー。今は、さらに増えているという。
ただし日本の場合、遠隔ICUに伴う業務は診療報酬の対象外で、システムの導入や維持にかかる費用、人件費を病院側がどう確保するかが大きな課題だ。高木さんらは導入費を抑えるため、重症度をリアルタイムに評価する手法を独自に開発中。「コストをどこまで抑えられるかも普及の重要なポイント」とみている。
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日通、非正規社員待遇引き上げ

時事通信からです。
 
物流大手の日本通運は8日、契約社員など非正規社員の賃金を4月から正社員と同水準に引き上げる方針を明らかにした。全国に約1万3000人いる非正規のうち、運転手、営業職などとしてフルタイムで働く数千人を対象とする。
働き方改革関連法で来年4月から義務付けられる「同一労働同一賃金」に先立つ取り組みとして注目を集めそうだ。

睡眠6時間以上なら「報酬」

朝日新聞フォーラム「休み方改革」からの転載です。
 
毎晩6時間以上睡眠をとると「報酬」をもらえる会社もあります。結婚式をプロデュースする「クレイジー」(東京都墨田区)。仕事とプライベートの境目がなくなり、過労死が社会問題化するなか、健康を維持してもらい、組織の生産性を高めようと2018年10月に始めました。
就寝時にスマホを枕元に置き、寝具メーカーの睡眠分析アプリで睡眠データを記録。1日6時間以上の睡眠を週5日以上取ると、会社から1日につき100ポイントが付与されます。100ポイント=100円に換算し、社屋内の店でおにぎりなどを買えます。週7日達成で1千ポイント、1ヵ月間毎日計測して1千ポイントがもらえるなど「報酬」は年間最大6万4千ポイントに。参加は希望制ですが、社員85人中63人が参加しています。コストはかかるものの、「睡眠不足で心身のバランスを崩したり、辞められたりすることを考えれば必要な投資」と広報の五来未佑さんは言います。

裁量労働で違法な適用、社名公表ルール化

朝日新聞からです。

厚生労働省は、裁量労働制を社員に違法に適用した企業の社名を公表する制度を新設する方針を固めた。裁量労働制の違法適用をめぐっては、厚労省東京労働局が野村不動産に対して特別指導をして社名を公表したが、明確な根拠がなかったことが後に判明。恣意的だったのではとの疑念を持たれたことから、社名公表のルールを明確化する。月内にも運用を始める。
 
ルールは、複数の事業場を持つ大企業を対象とし、裁量労働制を適用する社員の概ね3分の2以上が制度を適用できない仕事をしていた▽違法適用した社員の概ね半数以上が違法な時間外労働をしていた▽うち1人以上が月100時間以上の残業をしていた――という三つの条件にすべてあてはまる事業場が複数見つかった場合に企業名を公表するとのことです。